次世代産業として医療機器ビジネスが注目を集めていますが、新規事業が軌道に乗るまでに様々な障壁があります。 しかし、適切なアドバイスや支援で、収益性の高い中核事業に育て上げることが可能となります。 そこで『医療機器産業におけるビジネスチャンス』をテーマに、医療機器ビジネスの全体像や取り組み方、開発の進め方など、参入事例とともにご紹介いただきました。 |
株式会社 ライフサイエンスマネジメント 取締役 安西 智宏 氏 安西氏は他にも東京大学の特任准教授をはじめ、大阪商工会議所や内閣官房、文部科学省など、様々な機関で医療機器関連業務に関わられています。 |
医療機器産業は、景気変動に対して影響を受けにくいため、付加価値が高く安定的であると言われています。
医療機器と一言でいっても非常に種類が多く、人の命に直結するようなものから気軽に使えるものまで、4千種類以上あり、リスクレベルによってクラス分けされています。参入業態もサプライヤーであったり、研究開発を専門としているところ、製造販売までの責任を負うところまで様々です。参入にあたり、どの辺りを施工していくのか目線合わせが大事です。
そして、新規参入には予算や権限など社内問題に加え、医療機器産業は長い開発期間や法律と許認可のハードル、対外的なネットワークの形成などの難しさもあります。大阪商工会議所など、専門の方にネットワークを紹介していただいたり、いろんな方のアドバイスを聞いてもらえればと思います。