学術研究助成事業

当協会では、兵庫県における科学技術振興の中核的機構として、科学技術の振興を通じて県民生活の向上と地域社会の発展に貢献することを目的に設立されて以来、県内に在勤または在住する研究者・技術者を対象に基礎的・基盤的な研究から応用的・実用的な研究に至るまで、生活や産業の高度化に貢献する研究開発の推進を図るとともに、若手研究者による創造的・萌芽的基礎研究を奨励するため、科学技術分野に属する研究資金を助成するなどの支援を行っています。

 

※令和5年度(2023年度)の募集は終了しました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

令和6年度(2024年度)の募集は令和5年9月の予定です。

 

 

 

                
 
 
 
 
   助成者及び研究成果報告書   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※下記の募集に関する情報は、参考として記載しています。
 
令和5年度(2023年度) 学術研究助成のご案内  

自然科学分野に属する意欲的な研究に対して、研究資金を助成します。

県内における一層の科学技術振興に資するため、SPring-8やX線自由電子レーザー施設「SACLA」、スーパーコンピュータ「富岳」や「FOCUSスパコン」などの優れた県内の研究基盤を活用した研究をはじめ広く研究計画を募集しますので、大学、研究機関や企業等の研究者・技術者の皆様からの積極的な応募を期待します。

 

 
募集要項【通常枠】
1 募集の概要

この度の募集は、2023年度における研究活動を対象とします。

○対象 兵庫県内に在勤又は在住する研究者・技術者(グループ研究の場合は、その研究代表者)、かつ当該研究について勤務先の承諾が得られる方
※原則過去3年以内(2020年度以降)に同じ研究課題で当助成を受けられた方は対象外とします。

※助成年度の4月1日時点で県内に異動予定の方も申請いただけます。

 

◇系の区分 

系の区分 含 ま れ る 分 野
医学・薬学・看護系 基礎医学、臨床医学、薬学、看護学、スポーツ・健康科学、人間医工学等(科研費大区分:H,I)
生命科学・農学系 農学、農芸化学、獣医・畜産学、分子生物学、発生生物学、細胞生物学、遺伝学、神経科学等(科研費大区分:F,G)
理学系 数学、物理学、宇宙・地球科学、プラズマ学、有機化学、無機化学、物理化学、高分子化学、生体分子化学等(科研費大区分:B,E)
工学・情報・学際系

電気電子工学、材料工学、化学工学、応用物理、機械工学、土木工学、建築学、計測制御工学、ロボット工学、資源・エネルギー工学、情報(工)学、防災工学等(科研費大区分:C,D,J,K)

 

 

○助成額 100万円以内/件

○助成予定件数 33件程度

○助成対象期間 2023年4月1日~2024年3月31日

 ただし、進捗状況により1年に限り延長を認める場合があります。

○助成金交付予定 2023年6月9日(金)

【2022年度実績】 

系の区分

申請数

助成数
医学・薬学・看護系 63件 10件
生命科学・農学系 36件 9件
理学系 19件

7件

工学・情報・学際系 21件 7件

139件

33件

 

2 募集期間

2022年9月1日(木)~10月14日(金) (必着)  ※令和5年度【通常枠】の募集は終了しました。
◇申請書の提出は、協会事務局(事業課)宛に郵送もしくは持参してください。

【お問い合わせ・申請書提出先】

公益財団法人ひょうご科学技術協会 事業課
〒650-8567
兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号(兵庫県庁1号館7階)
E-mail:jigyou[at]hyogosta.jp

 

3 申請書の記入(様式を変更していますので、当該年度の様式以外は使用しないでください。)

(1) 交付申請書(様式1)(word)はこちらからダウンロードしてください。

交付申請書【通常枠】 (WORD)   

 申請書に、必要事項をワープロで記入してください。写真・図を挿入することは可としています。申請書は白黒コピーして審査委員に配布します。

  なお、同一年度における申請は、1申請者につき1件とします。

 (同一テーマによる通常枠と特別枠の同時申請は認められません)

(2) 申請書類2部(正本1部、副本1部)は、片面印刷でクリップ止めをして提出願います。

(3) 「研究課題」は、36文字以内で研究内容を具体的かつ簡潔に表現してください。

  なお、36文字以内に表現することが困難な場合は、副題を添えてください。
(4) 「研究課題の属する分野」は、科研費「審査区分表」5桁の小区分コードの中から最もあてはまるものを1つ(特に申告したい場合は、参考として加えて2つ以内)を記入してください。

※大区分はアルファベット1文字
(5) 「助成金の使途の計画」は、研究に要する物品の購入費用およびその研究の推進に必要な経費を計上してください。
  ○設備備品費   ○消耗品費   ○借料、損料   ○資料費   ○印刷費   ○旅費

  ○研究協力謝金  ○通信・運搬費   ○その他研究に直接必要と認める経費

(6) 研究計画の概要(その1)「申請内容の要約」は、わかりやすく200~300字以内にまとめてください。

  また キーワードを3つ以内で記載してください 。

(7) 研究計画の概要(その2)「3 研究スケジュール」は、2023年4月1日~2024年3月31日としてください。

(8) 研究計画の概要(その3)「研究実績の概要」については、申請者(グループ研究では代表者とします。)が2018年以降に発表した主要な研究論文等を最近のものから順に発表年次を過去に遡って記入してください。 

4 審査について

(1) 審査日程 
  ○一次審査 2022年11月~2023年1月末
  ○二次審査 2023年1月末~2023年2月末
(2) 審査体制 
  ○一次審査  研究課題の属する4つの分野(系)ごとに、各分野の指導的立場にある方々で構成する審査会で選考し、二次審査会へ推薦します。
  ○二次審査  一次審査会から推薦された課題について、産学官の有識者で構成する委員会で総合的に審査し助成対象課題を決定します。

(3) 審査基準
応募のあった研究計画等については、
  ・趣旨、目的の明確性
  ・先端性、独創性
  ・将来の発展性
  ・助成金の必要性
等を基に総合的に選考します。

5 結果通知

2023年3月初旬頃、文書で通知します。

6 報告・特許

(1) 各助成終了後に実績報告書(成果報告書及び会計報告書)を提出いただきます。
(2) 成果報告書は、協会ホームページに原則公開します。
(3) 特許、実用新案を出願されることは差し支えありませんが、その内容を協会へ報告していただきます。

7 その他

(1) 申請書は審査以外の目的に使用せず、応募内容に関する秘密は厳守します。
(2) 申請書は採否に関わらず一切返却しません。
(3) 採択した案件に関する情報(氏名、所属、役職、助成対象となった研究テーマ等)は記者発表するとともに、協会ホームページ、事業報告書、協会機関誌、贈呈式資料に掲載します。

(4) 助成金は所属する組織の事務局で管理していただきます。

(5) 研究助成を受けられる方には、1年間の研究終了後、次期助成対象者への贈呈時に開催する研究発表会において研究成果を発表していただく予定ですのでご承知おきください。

(6) 助成期間終了後、フォローアップ調査(アンケート)を3回にわたり実施しますのでご協力願います。

 

 

 
 
 

特別枠のご案内 令和3年度から県内の先端科学技術基盤を活用したイノベーション創出が強く期待できる研究を特別に支援する枠を新たに設けました。県内の先端科学技術基盤(※)を活用し、イノベーション創出が強く期待できる研究に対して研究資金を助成します。
 ※① 大型放射光施設「SPring-8」     ② X線自由電子レーザー施設「SACLA」
  ③ ニュースバル放射光施設      ④ 県放射光研究センター(分析装置)
  ⑤ スーパーコンピュータ「富岳」   ⑥ (公財)計算科学振興財団「FOCUSスパコン」
  ⑦ 金属新素材研究センター(金属用3Dプリンタ等)

 

2023年度学術研究助成案内チラシ【特別枠】

 

募集要項【特別枠】

1 募集の概要 この度の募集は、2023年度における研究活動を対象とします。
〇対象者 兵庫県内に在勤又は在住する研究者・技術者(グループ研究の場合は、その研究代表者)、かつ当該研究について勤務先の承諾が得られる方

※原則過去3年以内(2020年度以降)に同じ研究課題で当助成を受けられた方は対象外とします。
※助成年度の4月1日時点で県内に異動予定の方も申請いただけます。

〇対象となる研究

「県内の先端科学技術基盤を活用し、イノベーション創出が強く期待できる研究」とします。(上記の先端科学技術基盤を1つ以上活用するものに限ります。)

なお、県の施策と歩調を合わせて戦略的に基盤研究を支援するため、次の研究については加点評価(項目該当ごとに評点を加算)します。

① 県ビームラインを利用する研究   

② 産学連携研究(産業応用のイメージが明確な研究)

③ 上記基盤のうち、2つ以上を連携利用する研究

④ マテリアルズ・インフォマティクスの推進に資する研究

⑤ 新型コロナウイルス感染症対策もしくは、ポストコロナ社会の実現に資する研究

※同一テーマによる通常枠と特別枠の同時申請は認められません。

〇助成額 100万円以内/件・年(最大3年間継続可)
〇助成予定件数  3~4件程度
〇助成対象期間  2023年4月1日から最大2026年3月31日迄の3年間
         ただし、進捗状況により1年に限り延長を認める場合があります。
         2024年度以降の「継続」の可否については、年度ごとに研究計画の進捗状況を評価し、決定します。
〇助成金交付予定 2023年6月9日(金)

【2022年度実績】

申請数 助成数
5件 3件

 

2募集期間

2022年9月1日(木)~12月16日(金) (必着) ※令和5年度【特別枠】の募集は終了しました。
◇申請書の提出は、協会事務局(事業課)宛に郵送もしくは持参してください。

【お問い合わせ・申請書提出先】

公益財団法人ひょうご科学技術協会 事業課
〒650-8567
兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号(兵庫県庁1号館7階)
E-mail:jigyou[at]hyogosta.jp

 

3 申請書の記入

(1) 交付申請書(様式1)(word)はこちらからダウンロードしてください。

特別枠はこちら→交付申請書【特別枠】 (WORD)  

 申請書に、必要事項をワープロで記入してください。写真・図を挿入することは可としています。申請書は白黒コピーして審査委員に配布します。

  なお、同一年度における申請は、1申請者につき1件とします。

 (同一テーマによる通常枠と特別枠の同時申請は認められません)
(2) 申請書類2部(正本1部、副本1部)は、片面印刷でクリップ止めをして提出願います。

(3) 「研究課題」は、36文字以内で研究内容を具体的かつ簡潔に表現してください。

  なお、36文字以内に表現することが困難な場合は、副題を添えてください。
(4) 「研究課題の属する分野」は、科研費「審査区分表」5桁の小区分コードの中から最もあてはまるものを1つ(特に申告したい場合は、参考として加えて2つ以内)を記入してください。

※大区分はアルファベット1文字
(5) 「助成金の使途の計画」は、研究に要する物品の購入費用およびその研究の推進に必要な経費を計上してください。
  ○設備備品費   ○消耗品費   ○借料、損料   ○資料費   ○印刷費   ○旅費

  ○研究協力謝金  ○通信・運搬費   ○その他研究に直接必要と認める経費

 ※特別枠は、計画全体に係る費用を記入してください。

(6) 研究計画の概要(その1)「申請内容の要約」は、わかりやすく200~300字以内にまとめてください。

  また キーワードを3つ以内で記載してください 。
(7) 研究計画の概要(その2)「3 研究スケジュール」は、当該年度に限らず計画全体のスケジュールを記載してください。

(8) 研究計画の概要(その3)「研究実績の概要」については、申請者(グループ研究では代表者とします。)が2018年以降に発表した主要な研究論文等を最近のものから順に発表年次を過去に遡って記入してください。 

4 審査について

(1) 審査日程 
    2023年1月~2023年2月末
(2) 審査体制 
    産学官の有識者で構成する委員会で総合的に審査し助成対象課題を決定します。
(3) 審査基準
応募のあった研究計画等については、
  ・趣旨、目的の明確性
  ・先端性、独創性
  ・将来の発展性
  ・助成金の必要性
等を基に総合的に選考します。

5 結果通知

2023年3月初旬頃、文書で通知します。

6 報告・特許

(1) 各助成年度終了後に実績報告書(成果報告書及び会計報告書)を提出いただきます。
(2) 最終年度成果報告書は、協会ホームページに原則公開します。
(3) 特許、実用新案を出願されることは差し支えありませんが、その内容を協会へ報告していただきます。

7 その他

(1) 申請書は審査以外の目的に使用せず、応募内容に関する秘密は厳守します。
(2) 申請書は採否に関わらず一切返却しません。
(3) 採択した案件に関する情報(氏名、所属、役職、助成対象となった研究テーマ等)は記者発表するとともに、協会ホームページ、事業報告書、協会機関誌、贈呈式資料に掲載します。

(4) 助成金は所属する組織の事務局で管理していただきます。

(5) 研究助成を受けられる方には、研究終了後、次期助成対象者への贈呈時に開催する研究発表会において研究成果を発表していただく予定ですのでご承知おきください。

(6) 助成期間終了後、フォローアップ調査(アンケート)を3回にわたり実施しますのでご協力願います。

 

 

研究成果フォローアップ調査

当協会ではこれまで助成してきた学術研究がどのような研究成果をあげ、その成果が学界や一般社会でどのように受けとめられているか、また、助成対象となった研究がその後どのような研究に波及・発展し、学術水準の向上や生活・産業の高度化にどのように貢献しているか等について、助成後2年目、5年目、10年目の助成対象者の方を対象に、アンケート方式でフォローアップ調査を実施しています。

その調査結果や助成者から回答いただいた当助成制度に対する貴重なご意見等を調査結果報告書(概要版)にまとめました。

 

令和4年度実施

 

 

 
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放射光研究センター
〒679-5165
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(SPring-8内)
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FAX:(0791)58-1417