平成29年10月7日(土)及び11月18日(土)に「意外と身近なサイエンス」をテーマにサイエンスカフェひょうごin甲南大学を開催します。
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平成29年10月7日(土)及び11月18日(土)に「意外と身近なサイエンス」をテーマにサイエンスカフェひょうごin甲南大学を開催します。
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IoTやAI、ビッグデータ等を活用したものづくり改革を推進していく上で必要となる最新技術を提供するセミナーで、今年度4回シリーズで開催予定です。
第1回目の今回は、驚異的に進化しているAI(人工知能)について、市場の動向や今後の展望についてお話しいただきました。
取締役COO 石山 洸 氏
演題:人工知能のビジネス利活用
~ 今すぐ何に取り組むべきか ~
静岡大学発のベンチャー企業であるデジタルセンセーション㈱では、介護に人工知能を活用する研究をされています。
他で兼務もされており、社会人向けの人工知能の講義をしたり、働き方改革においての人工知能の活用に取り組んでおられます。
講演内容の要旨は以下の通りです
パーソナルコンピュータの父「Alan Kay」主催の学会の中で、コンピューターの進化はスーパーコンピューターへのみの予定だったのが、パーソナルコンピューターとうい1人1台使える時代がやってきました。人工知能もパーソナルな人工知能を作ることがポイントとなっていますという話がありました。
人工知能も1部の人だけが使うのではなく、「人工知能の民主化」をキーワードに、スマホのように誰でも簡単に使える時代になってくると思っています。
第4次産業革命では、リアルな世界でいろんなデータを取得できるようになります。データを取得できるようになると、いろんなことが人工知能で自動化できるようになってきます。新しくとれるデータは、人間が管理していた部分を人工知能で運用できるようになるので、生産性が上がるなど今後のビジネスに活用できます。
実際にどのように人工知能を活用しようとしているかというと、超高齢化社会になってくる介護の世界に人工知能を取り入れることです。
介護士が足りないだけでなく在宅ケアができなければならなくなると、全ての人が介護のスキルを身につけなければなりません。
例えば、スキルを身につけたい人がケア動画を送ると、現在はケアの達人が赤ペン修正して返してくれているのですが、修正部分を人工知能が学習しており、赤ペン修正を人工知能がしてくれるようになります。または、達人のケア手法を人工知能で動画を解析することによって、介護される人は何が不快なのかがわかります。1軒ごとに訪問して教えることは不可能ですが、人工知能で整理で整理させることにより、全体のケアレベルを上げることができます。
人工知能が密閉だった部分をオープン化してくれることにより、介護される側とする側双方の負担が減ることになるでしょう。
ご参加いただきました皆様、ご多忙中ありがとうございました。
次回は10/3(火)を予定しております。テーマは「人と機械が協調する先端ものづくり時代」で、今後の製造業を取り巻く環境や展望についてお話しいただきます。 → 詳細はコチラ
ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
ひょうご経済を牽引する新産業を創出するとともに、兵庫を中心とした国際的な技術・ビジネス交流の基盤形成を一層加速させるため、国内外の企業・研究機関が一堂に会する国際総合見本市として、「国際フロンティア産業メッセ2017」が9月7・8日に神戸国際展示場で開催されました。
ひょうご科学技術協会も、当協会の支援により積極的に技術開発や商品開発に取り組んでいる企業や県内大学・高専と共にグループ出展を行いました。
企業ブースでは、積極的なビジネスマッチングを展開し、多くの商談がありました。
・㈱井上鉄工所 ・ガウス㈱ ・岸本工業㈱ ・㈱クマガワ ・ケニックス㈱ ・㈱三光システム ・三相電機㈱ ・㈱セシルリサーチ ・㈱タクミナ ・龍野コルク工業㈱ ・㈱帝国電機製作所 ・西日本衛材㈱ ・㈱日伸電工 ・パイオニア精工㈱ ・㈱兵庫コンピューターセンター ・㈱ユニバル ・㈱ユメックス ・(公財)ひょうご科学技術協会 «企業ゾーン 18ブース» |
・明石工業高等専門学校 ・関西学院大学 ・甲南大学 ・神戸学院大学 ・神戸芸術工科大学 ・神戸市立工業高等専門学校 ・神戸大学 ・神戸常磐大学/神戸常磐大学短期大学部 ・姫路大学 ・姫路獨協大学 ・兵庫県立大学 «大学・高専ゾーン 11ブース» |
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第3回は『今、製造現場で求められるロボットとは』と題して、10月24日姫路商工会議所で開催します。
「次世代イノベーションセミナー」では、今後成長が期待される産業分野に関する情報を提供しており、
過去には、次世代自動車産業、二次電池産業、農業産業、自動運転などをテーマに取り上げてきました。
平成29年度は、製造業の喫緊の課題である人材不足の解消や生産性向上に有効と考えられ、今後の一層の
普及と市場の拡大が期待される「産業用ロボット」をテーマに取り上げます。
産業用ロボット分野に参入した企業の視点から、産業用ロボットの活用方法や市場の動向、今後の展開などに
ついて解説・紹介いただきます。
今回は『人と機械が協調する先端ものづくり時代』をテーマに10月3日に姫路商工会議所で開催します。
ドイツが提唱する「インダストリー4.0(第4次産業革命)」は、生産の自動化やネットワーク化を進め、
製造に関わる様々な情報と製造現場を連携させることで、ものづくりを改善し、製造コストを大幅に
削減できると期待されています。
その一方、日本はコネクティッドインダストリーズをまとめ、日本の製造現場の強みを生かしつつ、
IoTで人や機械が強調して新しい付加価値を生むことを目指しています。そこで、当セミナーでは「工作
機械産業ビジョン2020」の策定において座長を務められた上智大学名誉教授の清水伸二氏とIoT/ICTの
高度活用による生産革新を進められる川崎重工業㈱の古賀信次氏をお招きし、今後の製造業を取り巻く
環境や今後の展望についてお話いただきます。
詳細はこちら → 人と機械が協調する先端ものづくり時代
当協会では、青少年の科学に対する興味や関心を高め、科学技術への正しい理解を促進するため、科学実験・工作教室、自然観察教室など、地域で行うボランティア活動を支援しています。
ついては、平成29年度サイエンスボランティア支援事業の追加募集を行います。受付期限は平成29年9月19日(火)(必着)です。詳細はこちらをご覧ください。
ICT(情報通信技術)は、1年前の技術でも刷新されてしまうほどのスピードで進化し続けています。
特に人工知能( AI )の分野においては、従来難しいといわれていた囲碁や将棋でプロに勝利する AI が登場するなど、その進化は驚異的で、
遠くない未来に社会やビジネスに大きな影響を及ぼすようになる可能性があります。
そこで、当セミナーでは、人工知能・ビッグデータ活用に関する知見をお持ちのデジタルセンセーション株式会社 取締役COO 石山洸 氏を講師にお招きし、
市場の動向、今後の展望等についてお話しいただきます。
詳細はこちら → 人工知能が社会やビジネスに与えるインパクト
世界最高性能の大型放射光施設「SPring-8」における様々な成果の中から、実用化・製品化につながり社会経済全般の発展に寄与することが期待される成果をあげた方々を顕彰し、SPring-8についての社会全体における認識と知名度を高めることを目的として、平成15年度より兵庫県が設置したSPring-8賞の、今年度の受賞者が決定しました。
ついては、8月22日(火)に兵庫県公館において、第15回ひょうごSPring-8賞表彰式を開催するとともに、9月1日(金)には受賞記念講演を、SPring-8の産業利用における成果発表の場である「SPring-8産業利用報告会」において行います。
1 第15回ひょうごSPring-8賞受賞者の決定
(1) 受賞者
トヨタ自動車株式会社 基盤材料技術部 主幹 山重 寿夫 氏
(2) 受賞テーマ
「リチウムイオン電池の反応分布その場リアルタイム観察手法の開発とその応用」
(3) 受賞理由
電気自動車等の優劣の鍵は、航続距離を伸ばし、電池寿命も長い高性能リチウムイオン電池の開発に掛かっており、そのためには、電解液中での充放電時のリチウムイオンの分布・動きをリアルタイムで観察する必要があるが、これまで有効な観察手法がなかった。
山重氏のグループは、通常のリンを含む電解液ではなく、リンよりもX線を透過させにくい重元素を含む電解液にSPring-8の大強度X線を照射して、重元素と結合しているリチウムイオンの分布や動きを観察する手法を新たに開発した。
本技術により電池性能低下メカニズムの解析を進めることで、リチウムイオン電池を搭載した電気自動車等の大幅な性能向上が期待されることから、受賞に相応しい功績を有する。
2 受賞記念講演
第14回SPring-8産業利用報告会において受賞者による受賞記念講演を行います。
(1) 日 時:平成29年9月1日(金)15:20~16:00
(2) 場 所:川崎市産業振興会館(神奈川県川崎市)
(3) 主催者:公益財団法人高輝度光科学研究センター、産業用専用ビームライン建設利用共同体(サンビーム)
株式会社豊田中央研究所、SPring-8利用推進協議会、兵庫県
(4) 定 員:250名程度
3 過去の受賞者
詳細はこちら(兵庫県ホームページ)
【参考】
○SPring-8賞の対象・基準
SPring-8を利用することにより、科学的・技術的な成果を創出し、産業界への技術移転や応用を含め、社会経済全体への発展に貢献した個人、又はグループ(グループの場合は、その代表者)を対象とし、①おおむね5年以内にSPring-8を利用して得られた成果、②実用化・製品化につながった成果又は実用化・製品化されることが見込まれる成果の両方を満たす成果であるもの。公募制で自薦・他薦を問わない。
○主催
ひょうごSPring-8賞実行委員会
会 長 兵庫県知事
委 員 公立大学法人兵庫県立大学学長
SPring-8利用推進協議会会長
公益財団法人ひょうご科学技術協会理事長
事務局本部【企画調整課・事業課】 〒650-8567 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号 (兵庫県庁1号館7階) 電話:(078)362-3845(企画調整課) :(078)362-3846(事業課) FAX:(078)362-3851 |
播磨産業技術支援センター 〒670-8505 兵庫県姫路市下寺町43番地 (姫路商工会議所本館2階) 電話:(079)287-1212 FAX:(079)287-1220 |
放射光研究センター 〒679-5165 兵庫県たつの市新宮町光都1丁目490-2 (SPring-8内) 電話:(0791)58-1415 FAX:(0791)58-1457 |