コネクテッド・インダストリーズセミナーの開催

 

「コネクテッド・インダストリーズ」をキーワードに国が推進する新たな次世代産業戦略の取り組みから、播磨地域のものづくりの活性化に繋がる技術や情報を紹介するセミナーやシンポジウムを共催しています。

 

ものづくりシンポジウム2021を2月19日(金)に開催します ※終了しました

新型コロナ時代に立ち向かうものづくり現場最前線

 

新型コロナ時代に立ち向かうビジネス展開や組織体制強化の参考とするために、特徴のある事業展開や組織改革、人の手に依存しない生産体制構築などを取り組む企業事例を紹介し、わかりやすく解説いたします。

 

日   時

2021年2月19日(金)14:00~16:30

開催形式

ハイブリッドセミナー(先着順・定員各70名)

 会場:姫路商工会議所 2階 大ホール

 オンライン:Zoom

内   容

講演 1

「人が主役のスマートファクトリー」

     株式会社ジェイテクト 工作機械・メカトロ事業本部

       ラインコントロール技術部部長 山口 泰一 氏

講演 2

「楽しくなければ、仕事じゃない!

  常識を覆す高利益率のデジタルものづくりとは」

     HILLTOP株式会社 代表取締役副社長 山本 昌作 氏

 

  チラシはこちら→ものづくりシンポジウム2021

  お申込みはこちら→姫路商工会議所のホームページ

 

 

第2回 コネクテッド・インダストリーズセミナーを12月7日(月)に開催します ※終了しました

デジタル技術を使って中小企業のビジネスを加速

 

 デジタル化は、中小企業が生き残るためのキーワードですが、そもそもデジタルとは何か、その必要性や効果的な活用方法について、取組を進めるうえで疑問を解消し、理解を深める必要があります。

 そこで、「ヒトの力」と「デジタルの力」の組み合わせの要諦である、デジタルトランスフォーメーション(DX)について、実際の取組事例やポイントなど、具体的にお話いただきました。

 

第1部 ヒトではなく、電子を走らせろ。電子は疲れない  ~「ヒト×ヒト」経営から「ヒト×デジタル」経営へ

 

講師:SAPジャパン株式会社

    インタストリーバリューエンジニアリング統括本部

    IoT/IR4 ディレクター 村田 聡一郎  氏

 

 これまで人間が行っていた業務を、ITやインターネットなどのデジタルツールに分担させることでGDPの成長を遂げた国は少なくありません。日本においても、労働力の減少などの現状を鑑みればデジタル技術の活用が不可欠であると言えます。

 従来の「IT投資」とは、ヒトが行う業務プロセスに部分的にITを投入するといった改善でした。今回ご紹介するデジタル・トランスフォーメーション(DX)とは、ヒトが行う業務プロセスを、デジタル前提の新しい業務プロセスと入れ替えることです。例えば、以前は「写真を撮って遠方の人に送る」には、カメラで撮影して、フィルムを現像し、写真を郵送するという流れでしたが、現在は、スマートフォンで撮影したものをインターネットに上げれば完了します。更に、これらがほぼ無料で行えます。このように、デジタルツールは、初期投資後は低コストで、超高速、超大容量、更に24時間365日稼働可能です。

 企業でのDX事例を紹介します。

 ある中堅の製造業社は、DX化により業務分担の明確化、情報の共有、部署間の連携や課題解決、更には管理会計や原価分析まで可能となりました。

 また、建設機械のレンタルを行う企業では、事務職の社員が、建機の免許取得後3日間で、ICT建機を使ってベテランでも難しいとされる法面成形を完成させたという事例もあります。

 DXは、企業の生産性を向上させ、人の暮らしを豊かにします。ぜひ活用してください。

 

第2部 事例で理解 中小製造業版「DXのすすめ」

 

 講師:株式会社アスカコネクト

       代表取締役社長 林 万美子 氏

 

 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用した単なる業務改善にとどまらず、経営を変革し、企業価値を高めていくことです。DXの取り組み事例として、アスカカンパニー㈱の画像検査統計情報システム「MyCiS」の開発と活用を通じた経営変革を紹介します。

 アスカカンパニー㈱は、衛生用品、食品などのプラスチック容器を製造する会社です。42年間にわたり年2回、全社員参加によるQC活動※を行っています。MyCiSはカメラ検査を導入したことをきっかけとしてQC活動で開発したソフトウエアです。カメラ検査を不良の排出だけでなく、不良の抑制につなげるために、検査結果のデータを活用し、不良品の発生状況の可視化と情報共有を行うシステムです。このシステムをきっかけとして、製造現場が主体的にデータを活用するようになり、不良やクレーム件数は大幅に減少しました。データを元に品質を管理するという風土は、企業価値向上に確実に貢献しています。アスカカンパニーで得たこれらの知見や経営手法を同様の課題を持つ企業に広めるため、システム企画・販売コンサルティングを行う(株)アスカコネクトを設立し、活動を行っています。

 中小製造業のDX実践は、難しいと考えられがちですが、高度なデジタルツールを導入するよりも、経営者のリーダーシップや改善・変革に取り組む企業全体の姿勢が、より重要と考えます。まずは、自分たちの現場に即したデジタルツールを導入し、小さな改善を積み上げる事からスタートしてはいかがでしょうか。

 ※ 職場単位で、小集団のサークル(活動チーム)をつくって、科学的に品質を管理し、改善に取り組む活動

 

 

チラシはこちら→令和2年度第2回コネクテッド・インダストリーズセミナー

 

今回は、61名(オンライン)の方がご参加頂きました。ありがとうございました。

 

 

第1回  コネクテッド・インダストリーズセミナーを10月21日(水)に開催します ※終了しました

スポーツ・ヘルスケア産業の新たなビジネス展開の可能性

 

 高齢社会の今、人々の健康維持・増進のためのスポーツへの関心の高まりを受け、新たなスポーツ用具等の開発や、ヘルスケアにおける介護ロボットの導入など、多様な技術を活用した研究開発が新たな産業として注目されています。

 そこで、「スポーツ・ヘルスケア」をテーマに、実際の取組事例や、開発のポイントについて、具体的にお話いただきました。

第1部 人間特性の研究に基づく最新のスポーツギアとサービス

 

 講師:株式会社アシックス

    執行役員 スポーツ工学研究所長

         原野 健一  氏

 

 「人の動きを科学」し、独自開発した素材や構造設計技術により、アスリートだけでなくすべての人々の可能性を最大限引き出すような革新的な技術、製品サービスを継続的に創出することが、スポーツ工学研究所のビジョンです。このビジョンは、アシックスの前身「鬼塚株式会社」の創設者鬼塚喜八郎氏の信念で、今も引き継がれています。

 アシックスでは、新型コロナウィルスの影響が大きかった4~5月に、世界12か国の方々を対象としたランニングに関するアンケートを行いました。その結果、回答者1万4千人の約75%が、運動の重要性を認識し、今後も継続したいと考えていることがわかりましたが、いわゆるコロナ禍の前は、人が新たに運動を始めること、運動を継続することはハードルが高いことから、モノ(製品)とコト(情報)の双方からランナーの成長を支援するシステム構築に取り組んできました。

 昨年発表したランニングシューズは、エコランニング(より少ないエネルギーで、より長く、楽しく、早く走る)をコンセプトに、ランナーの動きを分析した結果、足首角度の変化に注目しソールに独特なカーブをつけることで消費エネルギーを抑えています。スマートシューズ「EVORIDE ORPHE」(エボライド オルフェ)は、スタートアップ企業の「no new folk studio」と共同開発したもので、接地パターンや角度、ストライドなど、ランニング中の足の動きをデータ取得して可視化し、総合的に採点してフィードバックするほか、走りながらヘッドホンなど音声でコーチングを受けることもできます。

 また、ランニングの際、腰に着けて走ることで全身のフォームを可視化できるランニングモーションセンサや、導電性ウェアなどの共同開発のほか、アシックスのウェアラブル端末の技術と数多くのデータを活用して、ビギナーからシリアスランナーまで、それぞれの目的とレベルに応じてカスタマイズされたアドバイスやトレーニングプログラムなどの提供も行っています。

 昨年東京に開設した都市型低酸素環境下トレーニング施設「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」は、2本の50mレーンを備えたトレーニングルームやプールエリアなど、大きな部屋全体が低酸素状態の上、気圧は常圧なので、安全かつ効率的にトレーニング効果を発揮します。生活習慣病の予防、改善効果も認められており、認知症に関する産学連携による研究も進めています。

 アシックスでは、人生100年時代、幸福で健康な人生を送るためのサポートとして、個人及び企業向けに「アシックスヘルスケアチェック」を実施しています。健康診断の体力版で、歩行の健全度や身体の健全度などから健康寿命を予測し、今後のリスクとその予防として筋トレやストレッチについてアドバイスしています。

 最後に「良い歩き方」のポイントについてご紹介します。やや早く歩く、肩の力を抜き肘を後ろへ引く、接地はかかとから、といったことを意識しながら、まずは10分歩くことを習慣化することをお勧めします。

 

第2部 福祉のまちづくり研究所の取り組み  ~介護ロボット・福祉用具の開発支援について~

 講師:兵庫県立福祉のまちづくり研究所

    介護ロボット開発支援・普及推進・研修センター

    (ひょうごKOBE介護・医療ロボット開発支援窓口)

         作業療法士 安藤 悠 氏

 

 高齢化と人口減少が進行し、介護利用者が増加する一方、介護従事者は不足しており、高齢者の自立支援や質の高い介護、介護従事者の負担軽減を目的として、介護現場では介護ロボットの導入が進みつつあります。講演では、福祉用具の市場から介護ロボットの説明、これまでの介護ロボット開発の課題や開発のポイント、実際の開発事例として、当研究所が病院、福祉施設に隣接する環境を生かした、自己導尿のためのカメラシステム(「esコート」)など紹介しました。

 福祉のまちづくり研究所では、企業技術を活かした機器及び介護現場に本当に必要な機器開発を目指し、企業に対する介護ロボットの開発支援を行っています。

 「ひょうごKOBE介護・医療ロボット開発支援窓口」では、企業からの相談に則した形で専門家からのアドバイス支援や試作機器の実証評価を行っています。機器の実証評価は、可動式の壁により住空間を再現できる「次世代型住モデル空間」において、様々な評価機器を使用し、介護ロボットの有用性や効果を検証しています。また、「ニーズ・シーズ 介護ロボサロン」において、開発企業側が介護現場のニーズを聞く機会となる「お困りごと発表会」や「施設見学会」を開催しています。

 今後、情報収集や新規参入の検討、開発製品についての相談など、介護ロボットに関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

チラシはこちら→令和2年度第1回コネクテッド・インダストリーズセミナー

 

今回は、71名(うちオンライン38名)の方がご参加頂きました。ありがとうございました。


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