第2回次世代ものづくりセミナーを開催しました

今年度、4回シリーズで開催予定の「次世代ものづくりセミナー」の第2回を開催しました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昨今急速に注目度を高めている自動運転について、講師としてオートインサイト 株式会社 の 鶴原 吉郎 氏をお招きし「IoTと自動運転が変えるこれからの自動車産業」と題し、自動運転の今後の展望や既存産業におよぼす影響、技術の動向について解説・紹介いただきました。

 

講演内容の要旨は以下のとおりです。

 

スマートフォンやタブレットの登場により、音楽はCDを買うのではなく、ネットよりダウンロードして聴くということへ変わりました。映画においてもネット配信サービスで見るなど、所有する時代から利用する時代へ変わってきました。

 

製造業でもITを活用することで、モノの販売からサービスを売ることで利することが可能になってきています。

例えば、内部に無数のセンサーをつけると、データセンターで管理することが可能となります。それにより、モノを売るのではなく使用した時間で料金をもらったり、データ解析することにより故障する前にメンテナンスができるようになりました。

 

「モノからサービスへ」という流れは自動車業界でも始まっています。

ITを活用し、スマートフォンの専用アプリでタクシーを呼ぶ配車サービスが拡大してきています。送迎場所をアプリに登録することにより、運転手到着時間や料金目安が表示され、事前に登録したクレジットにて決裁されます。安全や信頼は、運転手と客の相互評価が公開されることにより保たれています。

ネットとつながることにより可能となってきている自動運転車ですが、自動車メーカーだけでなくIT企業も開発を図っています。自動運転はセンサーで監視や制御が可能なことから、物流コストや事故・渋滞の減少など様々なメリットがあります。

しかし、自動運転技術により自動車産業が大きく変わってきます。これまでの主役である完成車メーカーの強みは高品質なことでしたが、これからは自動運転エリアの広さや自動運転ソフトなどが重要となってきます。車が所有から利用へ変化していく中で、自社の強みをどこに定めるのかが重要となり、自動車ビジネスを総合格闘技へ変えていくと考えています。

 

 

ご参加いただきました皆様、ご多忙の中ありがとうございました。

次回は11/17(木)を予定しております。テーマは「IoTを活用した生産性の向上」と題して、IoTを利用して製造現場の効率化、生産性の向上に取組んでいる企業の取組みを紹介いたします。 → 詳細はコチラ

ご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


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